新規事業のプレゼン例とは?聞き手に刺さる資料構成を紹介

「新規事業の提案をしたいが、どのようなスライド構成にすれば良いかわからない」
「新規事業のプレゼンの例を見たい」
と疑問・要望を抱えている方はいるかと思います。

この記事ではそのような方へ向けて、新規事業のプレゼンをする際に意識するポイントや例をご紹介します。

新規事業の立ち上げ・推進を検討している方にぜひご一読いただきたいです。

目次

新規事業のプレゼンをするまでの流れ

新規事業のプレゼンを行うまで大きく3つのフェーズがあります。

スライド準備

1つ目がスライド準備です。

プレゼンの目的を明確にする

まずはプレゼンの目的を明確にしましょう。

・融資を受けたいのか
・新規事業を立ち上げるための承認が欲しいのか
・進捗や業績など事業経過の報告をしたいのか

など相手に伝えたいことによって、プレゼンの目的が異なります。

聞き手を理解する

目的が同じであっても聞き手によって、プレゼンの内容は変えないといけません。また同じ社内プレゼンといっても現場の上司と事業部長では欲しい情報や共通認識が異なるため、扱う情報粒度が異なります。意識することは「プレゼン後、聞き手に何をして欲しいか。そのために何を伝えないといけないのか」です。

例えば、現場の上司は最も新規事業のアイデア立案や立ち上げに近い人なので、具体的な内容を共有しましょう。事業部長などは「売り上げが出るのか」など事業部や会社にとって、どんなメリットがあるのかを知りたいです。そのため、会社のメリットを定性・定量の視点で訴求しましょう。

ストーリーを作成する

目的や聞き手が整理できたらプレゼンのストーリーを作成しましょう。

ストーリーを考える際はPREP法が効果的です。

PREP法とは
結論(Point)
理由(Reason)
具体例(Example)
結論(Point)
という結論を最初に話す方法です。

PREP法 とは

こちらを意識することで論理的に話を進められ、無駄のないシンプルなストーリーになります。例えば、このPREP法を新規事業の立案プレゼンに当てはめると以下になります。

①結論(Point)
展開したいサービスやプロダクトの概要

②理由(Reason)
そのサービスやプロダクトをなぜ、行うのか?
・ターゲット
・自社の強み、弱み
・競合性
・市場の変化

③具体例(Example)
そのサービスやプロダクトの具体例
・他社事例
・マーケティングや営業など販促方法
・マネタイズ方法

④結論(Point)
・まとめ
・聞き手に対する行動喚起

主観が強かったり、抽象度が高すぎたりすると聞き手が自分ごととして捉えづらいです。そのため、主観と客観のバランスを意識し、なるべく具体的な内容を話しましょう。

理由や具体例を考える際に役に立つのが「フレームワーク」です。

こちらの記事で新規事業に必要なフレームワークを紹介しているので、是非ご覧ください。

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スライド作成

タイトルだけを入れて、ロジックが通るか確認する

ストーリーができたからといって、いきなりスライド作成に入ってはいけません。まずは各スライドにどのような内容を記載するかタイトルや記載する概要を記載しましょう。スライド作成やプレゼンの時間の目処が立てられたり、スライド作成途中に話の辻褄が合わないことに気付いたりできます。

1スライド1メッセージを意識する

1枚のスライドには伝えたい1つのメッセージだけ入れることを意識しましょう。稀に1枚のスライドに文字をたくさん入れて、情報が詰め込んでいるスライドを見ます。そのようなスライドはおすすめできません。例えば、伝えたいことに対する裏付けが3つある際は1件ずつ3つのスライドに入れましょう。

聞き手が見やすいように工夫する

スライドを作成する際は聞き手が見やすいようにすることが大切です。例えば、文字を大きくしたり、図を用いて文字を減らしたりしましょう。必要最低限の文字を記載することでスライド作成の時間を短縮できたり、聞き手がスライドに意識を取られず話に集中してもらえたりするメリットがあります。

人の目線を意識する

人は左上から「Z」や「N」のよう視線が動くと言われています。デザイン業界では「Zの法則」や「Nの法則」と言われています。スライドを作る際にもこの法則を意識しましょう。例えば、重要なメッセージは左上に配置、そこまで重要ではない補足情報を右下に記載などです。また、情報のメインであるグラフや図を左に配置し、その説明文章を右側に配置するなどもあります。

人 視線の動き

本番

自身の言葉で話せるようにする

スライドに記載している文章をそのまま読み上げることは避けましょう。スライドに記載している内容は図やグラフなど話していることの補足資料です。また、文章を丸暗記することもおすすめできません。文章を暗唱すると無意識に早口になる傾向があります。プレゼンの第一の目的は相手にして欲しいことを訴求することです。そのため相手に伝わるように、ゆっくりと、適度な間をおきながら、大きな声で話すことを意識しましょう。

聞き手の目を見て話す

近年はZoomなどを用いたオンラインでのプレゼンが多いため、聞き手が目の前にいないことも多いです。もし、聞き手が目の前にいる際はなるべく相手の目を見て話すことを意識しましょう。相手の目を見ることが緊張する場合は鼻筋辺りを見ると相手と目が合わないのでおすすめです。

想定質問の準備をする

プレゼンを行う際は聞き手の視点に立って、どのような質問がくるかを考えて用意しましょう。

質問に対して的確に回答できたら相手は信頼感を得てくれます。それに対して質問に対して、しどろもどろになっていると相手は不安を感じてしまう可能性があります。よく聞かれる質問としては売上見込や競合の存在、参入障壁などに対する回答を用意しましょう。

もし想定していた質問ではない、またその場での回答が難しい場合、その場で回答しようとせず、プレゼン後個別に対応するなどしましょう。

新規事業のプレゼン例

新規事業のスライドを作成するコツを分かっていただけましたか?最後に参考にしたいおすすめの企業のスライドやプレゼン動画を紹介します。

北の達人コーポレーション

「北の達人コーポレーション」は札幌に本社がある、健康食品や化粧品、雑貨の企画・開発・製造販売・インターネット通信販売事業を行う会社です。

公開している決算補足説明資料は1スライド1メッセージの作りになっています。

そのため、聞き手はスライドに気を取られず話に集中できます。

スライドはこちら

サイバーエージェント

インターネット広告やメディア、ゲーム事業を行うサイバーエージェントの決算資料も分かりやすいです。業績が伸びている点や進捗が良い点、今後の方針などが定性・定量の両方の視点が掲載されています。

スライドはこちら

メルカリ

フリマアプリを運営しているメルカリはスクリプト付の決算説明会資料を掲載しています。重要な数字をグラフで紹介し、必要最低限の文字のみをスライドに記載しているためとても見やすいスライドになっています。もし、スライド作成まではできたが、何を話せばわからないと悩んでいる方はメルカリの資料を参考にしてください。

スライドはこちら

BASE

項目を入力するだけでネットショップを作成できるBASEもメルカリと同様、スライドと話したことが書き起こされた資料を公開しています。BASEの資料は使用されている色が絞られているため統一感があり、また重要な箇所が一眼でわかります。シンプルかつ分かりやすいスライド作成をしたい方はこちらを参考するのはいかがでしょうか?

スライドはこちら

TechCrunch Tokyo 2019(YouTubeアカウント)

「TechCrunch Japan」というYouTubeアカウントでは、ローンチしたプロダクトをプレゼンで競い合い、最も優秀なスタートアップを決めるコンテスト、「スタートアップバトル」の様子を公開しています。名前の知れたプロダクトのCEOなどがプレゼンするため、参考できます。

動画はこちら

まとめ

いかがでしたか?本記事では、新規事業のプレゼンの例について紹介しました。

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最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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