新規事業でピボットするタイミングとは?ピボットは戦略を立てる上で大切

新規事業 ピボット

新規事業を行う際は成果が出るまでアクションをし続け、諦めないことが大切です。しかし、時には事業のピボット、方向転換をする必要があります。

本記事ではピボットするタイミングや行う際の注意点を紹介します。

目次

新規事業におけるピボットとは?

ビジネスにおけるピボットとは、以下を指すことが多いです。

・新規事業の戦略に詰まり、軌道修正をすること
・今までとは異なる新しいアイデアに取り組むこと

ピボットは現在の事業戦略と市場ニーズのズレを仮説立て、検証を繰り返して見つけ、事業転換することです。ビジネスにおいて、事業の方向転換をすることは悪いことではありません。

新規事業でピボットをするタイミング

前提、新規事業でピボットするタイミングは事業領域や進捗にもよるので一概に言えません。ここでは、1つの基準として新規事業でピボットするタイミングを紹介します。

新規事業の仮説検証でニーズがないと気づいた時

プレリリースの反響が薄い、VOC(Voice of Customer、顧客の声)が少ない、ネガティブなものが多い時などが挙げられます。

プレリリースの反響が薄い、VOCが少ない場合はそもそもサービスのプロモーションが弱く顧客の認知度が低い可能性があります。

その場合はサービス内容ではなくプロモーション方法に問題があります。「反響薄い=ニーズがないからピボットに踏み切る」という選択をしないように注意しましょう。

新規事業を実施後、利益が上がらない時

事業検証の時は好調だったがリリース後、業績が思わしくない時です。再度、ビジネスモデルやコストの掛かり方を確認しましょう。それでも、改善箇所が無い場合はピボットすることをおすすめします。

新規事業のピボットをする際の課題

ここまで、ピボットを検討するタイミングを紹介しました。ここでは、ピボットをする際の課題を紹介します。

組織構造が不明瞭だとピボットを実行できない

トップダウンの組織構造でないとピボットするという選択をする人が曖昧になります。その場合、なかなかピボットに踏み切れません。

また、マネジメント層の異動などが起こると、ピボットの必要性がぶれてしまい、行われない傾向があります。

そのため、意思決定者の選択や人事異動後の責任者の明確化に努めましょう。

ピボットするための軸がわからない

いざ、事業をピボットしようとなっても軸とする強みが分からない場合があります。また、事業展望を見越して、強みを評価する方法がわからないという話も聞きます。

そのような時はフレームワークを用いて自サービスの強みを確認したり、新規事業のノウハウを持っている方に相談したりしましょう。

ピボット後の事業戦略を実行する人材がいない

ピボットをしても、その後の人材の稼働工数や能力が追いつかない可能性があります。また工数や能力を補填するために人材獲得を検討するも仕組みがない時もあります。

そのようなことに陥らないようにするために、ピボット後の組織・メンバーの役割を決めたり、もし社内で人材確保が難しい場合のアウトソーシング先を事前に検討したりしましょう。

まとめ

いかがでしたか?本記事では、新規事業のピボットのタイミングや注意点を紹介しました。

株式会社アクリオでは新規事業創出の代行サービスを行なっております。
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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