フリーランスのSalesfroceエンジニアについて以下のようなお悩みはありませんか。
- 今後のニーズ(将来性)に不安がある
- 具体的にどんな案件があるのか知りたい
- 案件の単価や獲得方法を知りたい
会社員としてSalesforceエンジニアとして働いている人の中には、フリーランスになることで「より年収を上げたい」「柔軟な働き方をしたい」と考えている方がいるのではないでしょうか。
そのような方々は、本記事を読むことでフリーランスのSalesforceエンジニアとして知るべき情報を把握できます。
もちろん、会社員だけでなく現在フリーランスで働いている方にも有益な情報をお届けするので、ぜひ最後までご覧ください。
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Salesforceエンジニアという仕事の今後(将来性)とは?
はじめに、Salesforceについて簡単に説明します。
Salesforceとは?
セールスフォース・ドットコム社が開発した顧客管理(CRM)・営業支援(SFA)システムです。
2020年時点で約15万件の企業で使われており、CRM市場の中ではトップシェアを誇ります。
将来性は?
結論から言うと、Salesforceエンジニアは今後も一定の需要が見込まれる職業です。
なぜなら、IT・通信業界の調査を行うIDC JAPANはCRM市場がこれから5年間で約600億円ほど成長すると予測しているためです。
「国内CX関連ソフトウェア市場の主要セグメントである2020年の国内CRM(Customer Relationship Management)アプリケーション市場は、前年比成長率6.7%、市場規模(売上額ベース)1,871億7,300万円となり、2020年~2025年の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)5.5%で推移し、2025年には2,448億8,200万円になるとIDCでは予測しています。」
https://www.idc.com/getdoc.jsp?containerId=prJPJ48076521
今後もCRM市場が伸びることで、合わせてSalesforceエンジニアの需要も伸びていくでしょう。
また、他にも下記のような理由からSalesforceは需要を保ち続けると考えられます。
- 低コストである
- 利用される業界が幅広い
- カスタマイズ性が高い
- グローバルに利用されている
SalesForceエンジニアの業務内容
Salesforceエンジニアは具体的にどのような仕事を行うのでしょうか。
ここでは、具体的な業務とともに、実際の案件例を紹介します。
エンジニア(設計開発・導入・運用)業務
1つ目はエンジニア業務です。
Salesforceエンジニアはシステムの要件定義から設計・構築・運用・保守などの業務を行います。
要件定義・導入から携わる大規模なプロジェクトもあれば、Salesforceを導入後の企業に、より適した形にカスタマイズをするためのコンサルティング・機能追加業務など、業務の内容は様々です。
そのため、エンジニアはただプログラミング業務を行うだけでなく、どのような機能を追加すれば企業の課題を解決できるか、既存の業務フローにどうSalesforceを組み合わせるか、といったマーケティング視点も必要になります。
具体的な案件例をいくつか紹介します。
【案件例①】医療福祉系システム開発
案件内容 |
・医療福祉、教育業界におけるSalesforceのシステム開発 |
必要スキル | ・Salesforceを用いた標準設定変更の経験 ・Experience Cloudを用いた構築経験 ・Apexを用いた開発経験 ・Lightningコンポーネント開発経験 |
報酬(稼働100%を想定) | 65万円/月 |
勤務地 | 東京都(一部リモート) |
稼働率 |
週5日 |
【案件例②】マーケティングクラウド構築
案件内容 | ・SQLを用いたSalesforceMarketingCloudの構築 |
必要スキル | ・SQLでの開発経験 |
歓迎スキル | ・Javaでの開発経験 ・PHPでの開発経験 ・Salesforceでの開発経験 |
報酬(稼働100%を想定) | 75万円/月 |
勤務地 | 京都(フルリモート) |
稼働率 |
週2日から |
【案件例③】某携帯キャリア向けCRMシステム運用設計
案件内容 | ・携帯キャリア向けのCRMシステム 運用設計、運用ツール作成業務 ・担当工程は詳細設計、実装 |
必要スキル | ・Salesforceを用いた開発経験 ・Apex、API系のデータ連携の実務経験 ・設計書作成経験 |
歓迎スキル | ・Salescloud、CommunityCloudの経験 |
報酬(稼働100%を想定) | 65万円/月 |
勤務地 | 東京都(一部リモート) |
稼働率 |
週5日 |
プロジェクトマネジメント(PM)業務
2つ目はプロジェクトマネジメント(PM)業務です。
PMは関係部署の要望すり合わせやテストの実施、リスク管理など、プロジェクトを進める上で必要な業務を一括して請け負います。
そのため、PMになるためにはエンジニア経験以外にも、開発者と各部署との折衝能力やスケジュール管理能力など様々なスキルが必要です。
また、ここではエンジニア業務とPM業務を分けて考えましたが、この2つの業務をまとめて引き受ける案件も数多くあります。
具体的な案件例をいくつか紹介します。
【案件例①】販売管理システム開発運用
案件内容 | ・保守作業を中心に、Salesforceの機能開発 |
必要スキル | ・Salesforceを用いた開発経験 ・Webアプリケーション開発経験3年以上 |
歓迎スキル | ・販売管理業務知見 ・Dynamics、PowerPlatformの基礎知見 |
報酬(稼働100%を想定) | 85万円/月 |
勤務地 | 東京(フルリモート) |
稼働率 |
週5日 |
【案件例②】Salesforce導入プロジェクト支援
案件内容 |
・Salesforce導入プロジェクトのプロジェクトマネジメント |
必要スキル | ・SalesforceのPM経験2年以上 |
歓迎スキル | ・スコープ管理、顧客折衝経験 ・Apexに関する知見 |
報酬(稼働100%を想定) | 85万円/月 |
勤務地 |
東京都(一部リモート) |
稼働率 |
週5日 |
【案件例③】飲食店向け営業システム上流工程支援
案件内容 | ・大手飲食予約サイトの営業業務支援システムのシステム開発ディレクション |
必要スキル | ・システム開発基本フローを実践、および、理解していること ・要件定義、設計の経験 ・ビジネス側と開発側の折衝経験 ・案件推進のために、背景、課題、あるべき姿、GAPが整理でき、解決に向けた道筋の素案が立てた経験 ・業務/システム/業務システム間のそれぞれの観点で整合性のチェックができ、要求・設計概要の課題を洗いだした経験 |
歓迎スキル | ・コンサル業務(課題解決、PMO) ・Salesforce経験 ・複数の並行した案件に対して自担当のタスク管理を行った経験 |
報酬(稼働100%想定) | 95万円/月 |
勤務地 | 東京都(一部リモート) |
稼働率 |
週5日 |
\案件獲得までのカンタン3STEP/
Salesforceエンジニアの年収と単価相場
【会社員の年収】
システムの開発経験はあるがSalesforceに関しては未経験、という方の年収はおよそ350万円~600万円です。
Salesforceの整備・改修対応ができる方の年収は450万円~800万円、開発まで担当できるようになれば、年収1000万円も目指せる職業です。
【フリーランスの案件単価】
フリーランスのSalesforceエンジニアも、スキルや経験によって単価は変動します。
フリーランス用の求人サイトを参考にすると、24万円~160万円の幅の案件があり、平均単価は74.8万円です。
Salesforceの開発やプロジェクトマネジメントまで行えると、案件の単価は高くなるでしょう。
フリーランスのSalesforceエンジニアに求められるスキル・経験
ここからは、フリーランスのSalesforceエンジニアに求められるスキルを紹介します。
必要なスキルをまとめると以下のとおりです。
- 顧客の特性と業務内容を理解する力
- コミュニケーションのスキル
- 開発のためのApexスキル
- Java・C#言語のプラグラミングスキル
顧客の特性と業務内容を理解する力
1つ目は顧客の特性と業務内容を理解する力です。
Salesforceのサービスはマーケティングや営業、顧客管理など幅広い領域に対応しています。
そのため、それぞれの領域に対応できるように、顧客の業務プロセスや課題を理解できる能力が必要です。
顧客のビジネスを十分に理解できれば、根本的な課題解決に近づきます。
コミュニケーションのスキル
2つ目はコミュニケーション能力です。
Salesforceエンジニアは、クライアント要望のヒアリングや技術提案を行うためにコミュニケーションを取る必要があります。
高いプログラミングの技術を保持していても、正確に顧客の課題を汲み取れないと課題解決にはつながりません。
開発のためのApexスキル
3つ目はApexのスキルです。
ApexはSalesforceの開発用言語であり、必須スキルではないですが、持っていると案件単価を上げられます。
Apexのスキルがない場合は、保守・運用といった業務になりますが、その場合の案件単価はおよそ40万円~100万円です。
一方で、Apexの開発スキルを持っていることで100万円を超える案件を獲得することもできます。
Java・C#言語のプラグラミングスキル
4つ目はJava・C#言語のスキルです。
SalesforceエンジニアでApexのスキルがない方でも、構造が似ているJavaやC#言語を習得していれば、Salesforceの開発も学びやすいです。
JavaやC#言語の他には、RubyやPHPなどの言語スキルやDBAとしてシステム開発の経験がある方は、比較的Salesforceエンジニアに転身しやすいでしょう。
フリーランスのSalesforceエンジニアになるメリット
フリーランスのSalesforceエンジニアになるメリットは以下のとおりです。
- 他分野の開発者でも転身しやすい
- 資格があれば案件を獲得しやすい
- スキルを向上させることで高単価案件の案件を獲得できる
- リモートワークや好きな稼働率で働ける案件が豊富にある
Salesforceエンジニアは、Salesforceの経験がなくとも、他分野のシステム開発の経験がある方は転身しやすい職業です。
また、自身のスキルを証明するための「Salesforce認定資格」もあるため、その資格を持っていることで、大きな実績がなくとも案件を獲得しやすくなります。
参画する案件に関しては、自身のスキルアップに合わせて高単価の仕事を受けられるようになります。
リモートワークや好きな稼働率で働ける案件も豊富にあるため、フリーランスになれば柔軟な働き方ができる職業です。
フリーランスのSalesforceエンジニアになるデメリット
フリーランスのSalesforceエンジニアになるデメリットは以下のとおりです。
- 幅広い能力が必要とされスキルアップに時間がかかる
- 開発経験や導入経験がないと重宝されない
- 案件の獲得難易度が高く安定した収入を得るのが難しい
先述した通り、Salesforceエンジニアは開発ができれば良いわけではなく、根本的な課題解決のためにコミュニケーション能力や要件定義・設計段階での論理的思考力など幅広いスキルが必要です。
そのため、エンジニアとしてスキルアップをするには時間がかかる職種でしょう。
また、案件を獲得する際には、過去に開発経験や導入経験がないと重宝されないため、高単価な案件を獲得するのは難しいです。
スムーズに案件を獲得できないと、収入も不安定になるデメリットがあります。
まとめ:Salesforceエンジニアは案件単価が高く未経験も挑戦しやすい
フリーランスSalesforceエンジニアの情報まとめ
- 業務は主に「エンジニア業務」と「プロジェクトマネジメント業務」に分けられる
- 案件単価は24~160万円で平均単価は74.8万円
- 仕事は今後も需要が高まる
- JavaやC#言語の経験やシステム開発経験があれば転身しやすい
雇用の流動化の波に合わせて、フリーランスでSlaesforceエンジニアとして活躍したい方は多いのではないでしょうか。
フリーランスのSalesforceエンジニアは、今後もCRM市場の拡大に合わせて需要が増していく中で、柔軟に高単価の案件をこなせます。
また、SalesforceエンジニアはSalesforce関連の経験がなくとも、似た言語やシステム開発経験があればチャレンジしやすい職業であり、エージェントを活用すれば案件も獲得しやすい環境が整っています。
気になっている方はぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
以上、Salesforceエンジニアについての情報まとめでした。
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