新規事業のアイデアを整理!ワークショップを有効活用するポイントとは

目次

新規事業にワークショップは効果的

新規事業のアイデアを出す際、なかなか良い案が見つからずに悩む場面が多く見られます。

新規事業では、これまでの延長線ではなく、新たなターゲットに対してアプローチする方法を考えなければなりません。しかし、どのように考えれば良いかわからないという場合もあります。

自分の感覚だけではアイデアが出ないときは、ワークショップを活用することを検討してください。

自社でワークショップを行うと、同じ課題に対して、他部署や役職者など自分とは違う立場の考え方を得ることができ、相互理解に繋がります。

また、他社のワークショップに参加すると、普段と違う環境・メンバーで案を出し合うことができ、様々な業界や別の視点からの意見をもらえます。

今までの自分にはない考え方に触れることで、新規事業に向けたアイデア出しを実施できるようにしていきましょう。

新規事業とワークショップは相性が良い

新規事業を考えるにあたって、業界の慣習や自社の常識が足を引っ張ることが多々あります。

今までターゲット外だったユーザーにアプローチするため、従来と違った視点で考えなければなかなかアイデアは生まれません。

だからこそ、様々な立場・業種・業界の方と交流できるワークショップは、新規事業のアイデアを得られる場合も多く、相性が良い取り組みです。

自社を客観視する大切さ

新規事業を考えると一口に言っても、自社だけで新しいアイデアを取り込むことは大変です

既存事業との兼ね合いや、部署間の協力体制などが見えている分、どうしても現状を軸に考えてしまいがちだからです。

そこで、ワークショップを活用すると、客観的な意見が収集しやすくなります。自社の強みと新規事業について、客観的な視点も含めて検討していきましょう。

新規事業のワークショップを活用する心構え

新規事業のためのワークショップに活用するには、大切な心構えがあります。

単にワークショップに参加し、与えられた課題をこなすだけでは得られるものも少なく、コストや時間の無駄になってしまいます。

有意義な時間を過ごすためにも、しっかりと事前準備をして参加しましょう。

アドバイスを収集する

ワークショップでは、与えられた課題や事例を元に、自らアイデアを出したり、他者の考えを聞くといった機会が多くなります。もちろん、他者の話したアイデアを把握して自社で転用できるかも必要です。

また、自分が発信したアイデアに対してのフィードバックを収集できます。

参加した段階では「この問題に対しては、この解決策が一番正しい」と考えていたことも、フィードバックを聞いているうちに、自分の考えよりも良い方法を発見することもしばしば。

せっかくの機会を活用するためにも他者のアドバイスを積極的に収集しましょう。

自らの課題として取り組む

ワークショップでは、実際の事業をモデルに新たなスキームを考えたり、課題に対して解決策を考えるという取り組みが多くなります。

与えられる内容があるからこそ、単なる課題として取り組んでしまうと、他人事になってしまいまいがち。

そのため、自分の中に新たな考え方やアイデアの生み出し方を取り込むことが難しくなります。

しっかりと自らの課題として取り組むことで、自分自身のレベルアップにも繋がります。

有意義なワークショップとなるように意識すべきポイントを整理して参加しましょう。

新規事業のワークショップを開催する際の注意点

ワークショップに参加するだけでなく、自ら開催することも新規事業を考えるうえで良いアイデアの元となります。

参加者の集め方や、どのようにテキストや事例を準備するか、コストはどのくらいかなど、事業を実施するにあたって重要な「ヒト・モノ・カネ」をコントロールすることになり、非常に良い経験となります。

どのような形式にするのか

新規事業のワークショップを主催するうえで、どのような形式にするかが非常に重要です。

参加者同士のディスカッションや、課題を設定して各人で解決策を発表してもらうかなど様々なパターンがあります。

いずれにせよ、ワークショップの主催者として、議論を活発にすることが重要です。

そのためには、どのようなプログラムが良いか、スムーズな議論のために参加者に事前準備してもらうものはあるかなどを明確にしておきましょう。

チェックポイントを明確にしておく

新規事業のワークショップにおいて、アイデアをチェックするポイントはいくらでも設定できます。

考えたアイデアを細かく見ていき、新規事業案としてしっかり固めていくことが必要です。

しかし、アイデアを出しあって議論する段階でチェックを厳しくすると、新たな考えが生まれにくくなり、主催者・参加者ともに効果的な時間とはいえません。

ふわっとした内容だとワークショップとして成立しない可能性も。現実性や拡張性があるのか、売上とコストのバランスは取れているのかなど、実際に事業化するにあたって重要なポイントはチェックしておくことをおすすめします。

また、話しやすい雰囲気作りや浮かんだアイデアを頭ごなしに否定せず、議論が活発になるような取り組みを実施しましょう。

新規事業とワークショップのまとめ

新規事業は形のないものを実現させる取り組みです。

自社の強みは活かしつつ、新たなターゲットにアプローチする方法を考えて、売上を創出したり、顧客満足度を高めたりする必要があります。

そのためには、様々な側面からアイデアを生み出す必要があり、自社の常識や業界の慣習にとらわれていると上手くいきません。だからこそ、課題を設定して解決策を考えるワークショップは非常に良い訓練となります。

ワークショップに参加する際には、大切な事前準備があります。

それは、他者のアドバイスを積極的に収集し、自らの課題と捉えて参加することです。

また、事業を行う上で欠かせない「ヒト・モノ・カネ」のコントロールの練習として、ワークショップを主催するのもおすすめです。

ぜひ、ワークショップを活用して新規事業の立案をスムーズに進めましょう。

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